『ムーミン谷の彗星[新版]』[講談社文庫]

暑い夏の日、赤く長いしっぽを光らせた彗星が地球に向かって進んできます。このままでは、地球がこなごなになってしまうかもしれません。
ムーミントロールと友だちのスニフは、この危険な星について調べるため、たったふたりで遠い天文台へと出かけることになりました。
スナフキンやスノークのおじょうさんと知り合い、友だちになる間にも、ぐんぐん彗星は近づいてきて……。

 

『ムーミン谷の彗星(原題 KOMETEN KOMMER)』は、幻の第1作『小さなトロールと大きな洪水』が発表されるまでの長い間、第1作とされていたものです。国際アンデルセン賞作家であるトーベ・ヤンソンが何度も推敲し、書き直した、愛着深い1冊でもあります。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。2025年の今年、小説ムーミン誕生80周年記念として、講談社文庫版も[新版]となりました。トーベの手になる82点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。

《収録》
解説……下村 隆一
附記……山室 静 
ムーミン谷の魅力 1『ムーミン谷の彗星』風変わりでも、かまわない……冨原 眞弓 

*中学生以上漢字にふりがな
*この本は『ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星』(2019年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。

著:トーベ・ヤンソン
訳:下村 隆一
出版社:講談社
発売日:2025年5月15日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:256ページ

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『たのしいムーミン一家 [新版] 』[講談社文庫]

「あなたがムーミントロール? まさか。あの子は小さくてかわいい耳をしているけど、あなたのはなべつかみそっくり!」

長い冬眠からさめたムーミントロールは、黒いぼうしを発見します。

それは、ものの形を変えてしまう、飛行おにの魔法のぼうしでした!

姿が変わったムーミントロールを、スニフも、スノークのおじょうさんも、スナフキンも、ヘムレンさんもわかってくれません。

ムーミンやしきがジャングルになってしまったり、ふしぎな旅行かばんをもったトフスランとビフスランを追って、きらわれもののモランがやってきたり、ちょっぴりこわくて、でも、わくわくする事件がつぎつぎに起こります。

ムーミン谷がわすれられなくなる、最高にたのしいムーミンたちの物語です。

 

『たのしいムーミン一家(原題 TROLLKARLENS HATT)』は1948年に発表されるとまもなく英訳され、大人気に。世界中にトーベ・ヤンソン、そして、ムーミントロールの名をひろめました。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。2025年、小説ムーミン誕生80周年記念として、講談社文庫版も[新版]になりました。トーベの手になる40点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。

《収録》
解説……山室 静
ムーミン谷の魅力 2『たのしいム-ミン一家』くるり、びっくり、もとどおり……冨原 眞弓

*この本は『ムーミン全集[新版]2 たのしいムーミン一家』(2019年講談社刊)の文字づかい等をあらためたものです。
*中学生以上漢字にふりがな

著:トーベ・ヤンソン
訳:山室 静
出版社:講談社
発売日:2025年5月15日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:288ページ

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『ムーミンパパの思い出[新版]』[講談社文庫]

≪ムーミンみなし子ホームの階段の上に、ごくありふれた買いもの用の紙ぶくろがひとつ見つかりました。この紙ぶくろの中にいたのが、ほかでもない、このわたしでした。≫

夏の暑いさかりに、ひどい風邪をひいたムーミンパパは、「若いころのことを書いて、本にしてはどうかしら?」とムーミンママにすすめられます。

すっかりのり気になったパパは、あわれな少年時代から、天才発明家のフレドリクソンとともに大海原や空にのりだしたこと、ムーミンママとの劇的な出会いなどを執筆し、みんなに朗読してきかせます。

竜との戦い、嵐でたどりついた王さまの島……話をきいているスニフやスナフキンは、パパの冒険仲間のロッドユールやヨクサルが、じぶんたちのお父さんだと知って大興奮!

ムーミンパパから読者のあなたへのメッセージがあります。

≪あなたが、わたしの思い出の記をじっくり味わおうとしてくださるのなら、はじめからくり返し読みかえすことを、おすすめします。≫

 

『ムーミンパパの思い出(原題 MUMINPAPPANS MEMOARER)』は、幻の第1作『ちいさなトロールと大きな洪水』が再度出版されるまでは、第3作めとされてきたものです。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。2025年小説ムーミン誕生80周年記念として、講談社文庫版も[新版]になりました。トーベの手になる61点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。

《収録》
解説……小野寺 百合子
ムーミン谷の魅力 3『ムーミンパパの思い出』うそも、まことも、なんでもあり……冨原 眞弓 

*この本は『ムーミン全集[新版]3 ムーミンパパの思い出』(2019年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。
*中学生以上漢字にふりがな

著:トーベ・ヤンソン
訳:小野寺 百合子
出版社:講談社
発売日:2025年5月15日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:304ページ

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『ムーミン谷の夏まつり[新版]』[講談社文庫]

ジャスミンの香りにつつまれた6月の美しい午後、火山の噴火がムーミン谷をおそいます。

洪水がおしよせてきて、ムーミン一家は、流れてきた大きなおかしな家に移り住むことに。

なんとそれは、 ”劇場”でした!

舞台監督フィリフヨンクの妻、エンマにおそわりながら、劇を知らないムーミン一家は、自分たちで芝居をやってみることに。

ムーミントロールやスノークのおじょうさんが逮捕されたり、ちびのミイと24人の子どもたちがスナフキンにひろわれたり。

さあ、手にあせにぎる夏至の大冒険がはじまります――!

 

『ムーミン谷の夏まつり(原題 FARLIG MIDSOMMAR)』は1954年に発表された作品で、原題は「おそろしい夏まつり」という意味です。発表された順番だと4番めのムーミンのお話になります。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。本書は、2025年小説ムーミン誕生80周年記念として、2019年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる68点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。

《収録》
解説……下村 隆一
ムーミン谷の魅力 4『ムーミン谷の夏まつり』この世は舞台、ひとはみな役者……冨原 眞弓 

*この本は『ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり』(2019年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。
*中学生以上漢字にふりがな

著:トーベ・ヤンソン
訳:下村 隆一
出版社:講談社
発売日:2025年6月13日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:256ページ

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『ムーミン谷の冬[新版]』 [講談社文庫]

「もうこの世界は、ムーミンが生きるところじゃなくなったんだ」

春がこないうちに、冬眠からひとり目ざめたムーミントロール。

はじめて見る、まっ白な雪、生きものの音がひとつもしない、止まってしまった世界に絶望します。

せっかく出会った、ちびのミイは、ママのおぼんでスキーを満喫していて、相手にしてくれません。

パパの水あび小屋に住む、なぞめいたトゥーティッキ、ムーミントロールのご先祖さま、美しくも恐ろしい氷姫など、冬の世界のいきものたちは、「わけがわからない、へんなやつだらけ」。

ついには、食べものがなくなったむこうの谷から、おおぜいの生きものがムーミンママのジャム倉庫めざしてやってきて――。

さあ、春はやってくるのでしょうか?

 

『ムーミン谷の冬(原題 TROLLVINTER)』は1957に発表された作品で、原題は「トロールの冬」という意味です。発表された順番だと5番めのムーミンのお話になります。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。本書は、2025年小説ムーミン誕生80周年記念として、2020年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる美しい挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。

《収録》
解説……山室 静
ムーミン谷の魅力 5『ムーミン谷の冬』トロールのサーガ、または「冬もまた楽し」……冨原 眞弓 

*この本は『ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬』(2020年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。
*中学生以上漢字にふりがな

著:トーベ・ヤンソン
訳:山室 静
出版社:講談社
発売日:2025年6月13日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:224ページ

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『ムーミン谷の仲間たち[新版]』[講談社文庫]

「あんまりだれかを崇拝すると、本物の自由はえられないんだぜ。そういうものなのさ」
自由と孤独を愛するスナフキンは、はい虫にまとわりつかれて腹を立てますが、名前をつけてあげた、はい虫が去ってしまうと……(「春のしらべ」)

「ママ! パパ! ちびが食べられちゃったよう」
うそをつくのが止まらないホムサは、ちびのミイにこっぴどくだまされて……(「ぞっとするはなし」)

(ついに来たのよ。とうとう、なにもかもが最悪になるんだわ)
理由のない恐怖におびえるフィリフヨンカ。ついに、ほんとうに嵐がやってきて……(「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」)

「人はおどされてばかりいると、だんだん姿が見えなくなっちゃうものでしょ?」
おばさんに皮肉をいわれつづけて姿が見えなくなってしまったニンニ。ムーミンママを助けようと怒ったときに……(「目に見えない子」)

だれかとの出会いによって、ムーミン谷の生きものたちが自由と自分らしさを取りもどす、9つのお話。

 

『ムーミン谷の仲間たち(原題 DET OSYNLIGA BARNET)』は1962年に発表された作品で、原題は「見えない子ども」というような意味になります。発表された順番だと6番めのムーミンのお話になり、全9冊のなかで唯一の短編集です。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。本書は、2025年ムーミン誕生80周年記念として、2020年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる美しい挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。


《収録》
解説……山室 静
ムーミン谷の魅力 6『ムーミン谷の仲間たち』だれにも、変わる、瞬間がある……冨原 眞弓 

*この本は『ムーミン全集[新版]6 ムーミン谷の仲間たち』(2020年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。
*中学生以上漢字にふりがな

著:トーベ・ヤンソン
訳:山室 静
出版社:講談社
発売日:2025年6月13日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:288ページ

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『ムーミンパパ海へいく[新版]』[講談社文庫]

「これがパパの島なの。パパは、ここでわたしたちをやしなおうとしているのよ。わたしたちはここへ引っ越して、一生そこで暮らして、なにもかも新しく、ほんとうにふりだしからはじめるのよ」

平和なムーミン谷でやることがなく、手持ちぶさたのムーミンパパ。

はるか彼方にある孤島に移住することに決め、ある夜、ムーミンママとムーミントロール、ちびのミイをつれて、ボートで海を渡ります。

荒れ果てた岩だらけの島、鍵のかかった巨大な灯台。

家族それぞれの秘密をとじこめ、ゆううつな空気がムーミン一家の上に漂いますが……。

 

『ムーミンパパ海へいく(原題 PAPPAN OCH HAVET)』は、9冊ある小説ムーミンの7番めの物語です。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。本書は、2025年ムーミン誕生80周年記念として、2020年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる美しい挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。


《収録》
解説……小野寺 百合子
ムーミン谷の魅力 7『ムーミンパパ海へいく』変わるひと、変わらないひと……冨原 眞弓 

*中学生以上漢字にふりがな
*この本は『ムーミン全集[新版]7 ムーミンパパ海へいく』(2020年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。

著:トーベ・ヤンソン
訳:小野寺 百合子
出版社:講談社
発売日:2025年7月15日
価格:803円(税込)
判型:A6
ページ数:360ページ

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『ムーミン谷の十一月[新版]』 [講談社文庫]

まっ白な雪にとざされて、長い冬眠に入る前のムーミン谷の十一月。人恋しくなり、ムーミンやしきに集まってきたスナフキン、ホムサ、フィリフヨンカ、ヘムレンさん、スクルッタおじさんに、ミムラねえさん。

ところが、ムーミン一家は旅に出ていて留守なのです。

不本意ながらもおかしな共同生活をはじめる6人でしたが……。

 

『ムーミン谷の十一月(原題 SENT I NOVEMBER)』は、9冊あるムーミン小説の最後のお話です。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。
本書は、2025年ムーミン小説誕生80周年記念として、2020年の改訂版テキストにあらためた[新版]です。

トーベの手になる美しい挿絵とともに、ムーミン谷の物語をお楽しみください。

《収録》
解説……鈴木 徹郎
ムーミン谷の魅力 8『ムーミン谷の十一月』からっぽのムーミン谷にひびく、六つの音色……冨原 眞弓 

*中学生以上漢字にふりがな
*この本は『ムーミン全集[新版]8 ムーミン谷の十一月』(2020年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。

著:トーベ・ヤンソン
訳:鈴木 徹郎
出版社:講談社
発売日:2025年7月15日
価格:748円(税込)
判型:A6
ページ数:304ページ

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『小さなトロールと大きな洪水[新版]』[講談社文庫]

<空のような青い部屋、お日さまのような金色の部屋、それに水玉もようの部屋だ。屋根裏にはお客さん用の部屋もある。スニフ、きみのための部屋だよ>

ニョロニョロたちといっしょにどこかへ行ってしまったムーミンパパをさがして、ムーミンママとムーミントロール、スニフがふしぎな世界を旅します。

このムーミン誕生の童話は、戦争中、トーベ・ヤンソンが自分自身の安らぎのために書いたもので、トーベ自身がみとめる、すばらしいハッピーエンドの物語です。

 

『小さなトロールと大きな洪水(原題 SMATROLLEN OCH DEN STORA OVERSVAMNINGEN)』は、9巻目になっていますが、いちばん最初のムーミンの物語です。戦後すぐ1945年に刊行されたものの、ながらくその存在は忘れられており、最終巻『ムーミン谷の十一月』発売の21年後に新たに刊行されたため、小説集のいちばん最後の巻として収録されています。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。ムーミン小説80周年の2025年、新しいカバーデザインに生まれ変わった新版で、トーベの手になる挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。

《収録》
序文……トーベ・ヤンソン
訳者あとがき……冨原 眞弓
ムーミン谷の魅力 9『小さなトロールと大きな洪水』始まりの予感……冨原 眞弓 

*中学生以上漢字にふりがな
*この本は『ムーミン全集[新版]9 小さなトロールと大きな洪水』(2020年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。

著:トーベ・ヤンソン
訳:冨原 眞弓
出版社:講談社
発売日:2025年7月15日
価格:660円(税込)
判型:A6
ページ数:128ページ

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ムーミン全集[新版]講談社文庫全9巻BOXセット

ムーミン小説80周年記念 スペシャルなBOXが登場!

プレゼントに、コレクションに。
新版となった講談社文庫のムーミン小説(全9巻)がおさめられたBOXセットです。

BOXには、ムーミン小説から選りすぐりのトーベ・ヤンソンのさし絵を贅沢に使用。ながめているだけで、あのシーン、このシーンが浮かんできます。

 2025年は、トーベ・ヤンソンが『小さなトロールと大きな洪水』(1945年)を発表してから80周年にあたります。
ムーミンたちがはじめて登場するこの作品は、戦争中に、トーベが自分自身をなぐさめるために書いたものです。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。2025年の今年、ムーミン小説誕生80周年記念として、講談社文庫版も[新版]となりました。

訳語を見なおし、読みやすい文字組になった新しい講談社文庫版ムーミン小説。スウェーデン語版にあわせたカバーデザインも美しく、物語を読み、手元に置く喜びが高まります。

文章もさし絵も、すべて自分で手がけたトーベ・ヤンソン。ムーミンの物語に出てくるいきものたちが、みなユニークで生き生きしているように、9冊のムーミン小説もすべて、ちがった個性を持っています。

 全9冊が入ったBOXで、 ムーミン小説のすべてをお楽しみください!

 【収録作品】
 講談社文庫『ムーミン谷の彗星[新版]』訳:下村隆一
 講談社文庫『たのしいムーミン一家[新版]』訳:山室 静
 講談社文庫『ムーミンパパの思い出[新版]』訳:小野寺百合子
 講談社文庫『ムーミン谷の夏まつり[新版]』訳:下村隆一
 講談社文庫『ムーミン谷の冬[新版]』訳:山室 静
 講談社文庫『ムーミン谷の仲間たち[新版]』訳:山室 静
 講談社文庫『ムーミンパパ海へいく[新版]』訳:小野寺百合子
 講談社文庫『ムーミン谷の十一月[新版]』訳:鈴木徹郎
 講談社文庫『小さなトロールと大きな洪水[新版]』訳:冨原眞弓
 *全作品に、冨原眞弓による解説を収録
 *中学生以上漢字にふりがなつき
 *翻訳編集:畑中麻紀
 *カバー装丁・BOXデザイン:脇田明日香

©Moomin Characters ™

発売日:2025年07月30日
ISBN:9784069500213
判型:A6
価格:定価 6,699円(本体6,090円)
シリーズ:講談社文庫

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ムーミン谷の彗星[青い鳥文庫]

あと四日で地球滅亡…!?
地球にむかって進んでくる彗星についてしらべるため、ムーミントロールはスニフと共に、遠い天文台へと旅をし、スナフキンやスノークのおじょうさんと出会います。

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!
青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!
長い尾を光らせた彗星が、地球にやってくるというので、ムーミン谷は大さわぎ。ムーミントロールは彗星をしらべるためスニフと天文台へ出発しますが……。
国際アンデルセン賞大賞受賞作家トーベ・ヤンソンがおくる傑作ファンタジー。
「No.6」(YA! ENTERTAINMENT)の、あさのあつこの巻末エッセイつき。

❝なんでも自分のものにして、もって帰ろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときには、それを頭の中にしまっておくのさ。❞

スナフキン
作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:下村 隆一
出版社:講談社
発売日:2014/2/14
価 格:748円(税込)

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たのしいムーミン一家[青い鳥文庫]

まほうって、しあわせ? ふしあわせ?
ムーミントロールたちは、ある春の日、まほうの黒いぼうしをひろいます。ぼうしによって、雲に乗り、家がジャングルになり、ムーミントロールがおかしな姿になったりします。

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!
青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!
長い冬眠からさめたムーミン谷の愛すべきなかまたちが、海べりの山の頂上で、黒いぼうしをみつける。だが、それは「魔法のぼうし」だったために、つぎつぎにおかしな大事件が……。
フィンランドのアンデルセン賞受賞作家、トーベ・ヤンソンが描く、詩情あふれるファンタジー。
角野栄子の巻末エッセイつき。

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:山室 静
出版社:講談社
発売日:2014/4/11
価 格:748円(税込)

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ムーミンパパの思い出[青い鳥文庫]

それでも、自由と冒険を求める人生の賛歌。
パパは、自らの「思い出の記」を記します。捨て子だった暗い時代、なにかになりたくて、一人「自由な」世界へ飛び出しました。仲間たちと一緒に、大冒険がはじまります!

自由と冒険をもとめて、みなしごホームを抜け出したムーミンパパ。
発明家・フレドリクソンやスニフの父・ロッドユール、スナフキンの父・ヨクサル。
旅先で出会った最高の仲間たちとともに「海のオーケストラ号」で大冒険へ!
波乱に満ちた青春時代を、ムーミンパパみずから「思い出の記」につづります。
ムーミンママとの運命的な出会いも!
山本容子先生の巻末エッセイ付き。

❝思い出の記には、かなしい気持ちだって、書かなければいけないのさ。どんな思い出の記にだって、はいっているんだぞ。❞
ムーミンパパ

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:小野寺 百合子
出版社:講談社
発売日:2014/9/12
価 格:748円(税込)

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ムーミン谷の夏まつり[青い鳥文庫]

一家で演ずる、ステキな悲劇!?
洪水によって、家が水没。奇妙な家に移り住んだムーミン一家は、演劇をすることに。ムーミントロールは逮捕、ちびのミイは流されてしまい、スナフキンに24人の子どもがついてきます。

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!
青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!
平和な6月のムーミン谷に大洪水がおしよせる。
ムーミン一家は、大水をのがれて、流れる一軒の家にうつる。そこは劇場だったので、一家はすばらしい劇をすることになって……。
国際アンデルセン賞大賞受賞作家トーベ・ヤンソンがおくる傑作ファンタジー。
『五体不満足』『だいじょうぶ3組』などで知られる乙武洋匡の巻末エッセイつき。

「たいせつなのは、自分のしたいことを、自分で知ってるってことだよ。」
スナフキン

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:下村 隆一
出版社:講談社
発売日:2013/12/13
価 格:715円(税込)

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ムーミン谷の冬[青い鳥文庫]

見えるものだけが、すべてじゃない。
ムーミントロールは、冬眠中に、たった一人で起きてしまいました。まったく知らない世界が広がっていて、しかもだれひとり心を開いてくれません……。

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!
青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!
雪にうもれたムーミン谷の仲間はみな冬眠中。青い月の光にてらされて目をさましたムーミントロールは、いままでだれも知らなかった冬の生きものの世界へ……。
トーベ・ヤンソンがえがく極北の自然に生きつづける生命への感動がここに!
『泣いちゃいそうだよ』シリーズの小林深雪、巻末エッセイつき。

❝どんなことでも、自分でみつけださなきゃいけないものよ。そうして、自分ひとりで、それをのりこえるんだわ。❞
トゥーティッキ(おしゃまさん)

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:山室 静
出版社:講談社
発売日:2014/1/15
価 格:682円(税込)

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ムーミン谷の仲間たち[青い鳥文庫]

心にしみる、九つの物語。
スナフキンによって名前をもらった、一匹のはい虫や、冷たい言葉を言われすぎて姿が見えなくなってしまった、ニンニの物語など、珠玉のショートストーリー集。

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!
青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!
すてきなムーミン一家を中心に、ムーミン谷に暮らす仲間たちの楽しい生活を描いた9つの短編集。ムーミントロールの親友で孤独と自由を愛する詩人のスナフキン、空想力ゆたかなホムサ、おくびょうで泣き虫のスニフ……。国際アンデルセン大賞受賞作家トーベ・ヤンソンがえがく詩情あふれる楽しいファンタジー。
青い鳥文庫の大人気シリーズ「黒魔女さんが通る!!」の作者・石崎洋司先生の巻末エッセイつき。

春のしらべ
ぞっとする話
この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ
世界でいちばんさいごの竜
しずかなのが好きなヘムレンさん
目に見えない子
ニョロニョロのひみつ
スニフとセドリックのこと
もみの木

❝たたかうってことをおぼえないうちは、あんたに自分の顔はもてません。❞
ちびのミイ

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:山室 静
出版社:講談社
発売日:2013/11/15
価 格:748円(税込)

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ムーミンパパ海へいく[青い鳥文庫]

この島は、なにかがおかしい……。
ムーミンパパは、灯台守になると言い出し、一家は小さな島へと移り住みます。ですが、島は生きているし、灯台はつかないし、なにひとつ、パパの思い通りにはいかなくて。

ムーミンパパは、一家のあるじとしてのプライドと責任から、海をわたり、小さな島であたらしい生活をはじめることを思いたちます。灯台もりのいない灯台に、岩だらけの島。慣れない土地での生活は、思っていた以上にきびしくて、ムーミンパパは大奮闘! いっぽう、ムーミント
ロールは、モランやうみうまと出会い、友だちになろうとするけど……?
森絵都先生の巻末エッセイ付き。

❝さあ、あしたもまた長い、いい日でしょうよ。しかも、はじめからおわりまでおまえのものなのよ。❞
ムーミンママ

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:小野寺 百合子
出版社:講談社
発売日:2014/7/11
価 格:814円(税込)

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ムーミン谷の十一月[青い鳥文庫]

ムーミン一家に会いたくて。
ミムラねえさん、フィリフヨンカ、スナフキンら個性豊かな六人が、ムーミン屋敷を訪れます。しかし会いたかったムーミン一家は、家におらず、六人は勝手に奇妙な共同生活をはじめます。

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!
青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!
まっ白な雪にとざされて、長い冬眠にはいる前のムーミン谷の十一月……ひと恋しくてムーミン家に集まってきたフィリフヨンカ、ホムサ、ヘムレン、スナフキンたち。ところが、心をなごませてくれるはずのムーミン一家は旅に出ていて……。
藤野恵美さんの巻末エッセイつき。

❝あんまり、おおげさに考えすぎないようにしろよ。なんでも、おおきくしすぎちゃ、だめだぜ。❞
スナフキン

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:鈴木徹郎
出版社:講談社
発売日:2014/11/14
価 格:748円(税込)

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小さなトロールと大きな洪水[青い鳥文庫]

長い間出版されなかった、幻の一作目。
どこかへ行ってしまったパパと、冬ごもりのための家をさがして、ムーミンママとムーミントロールが旅をします。

2015年ムーミン生誕70周年! 青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!! 末吉暁子先生の巻末エッセイつき。

パパはいないし、おなかもぺこぺこ。ムーミントロールとママは、あたたかくて気持ちのいい場所をもとめて、暗くて寒い森の中をさまよいます。たどり着いた一軒の家。中から出てきた赤い髪の少年はパパに会ったことがあるようで……。

第二次世界大戦期、トーベ・ヤンソンが安らかさをもとめて描いた、ムーミン童話の記念すべき第一作。

巻頭のカラーページでは、原書のカラーイラストや、初期のムーミントロール、トーベが過ごした島の写真なども掲載!

❞人間はわたしたちのことを、ときどき首すじにふうっとふきつける、つめたいすきま風のようなものだと思っていたわ。ひとりでいるときなんかに、そう感じていたようね。」
ムーミンママ

作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:冨原眞弓
出版社:講談社
発売日:2015/2/13
価 格:638円(税込)

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たのしいムーミン一家[復刻版]

出版70周年を記念して、1965年の日本で最初のムーミン単行本を復刊!

日本で最初にムーミンが紹介されたのは、1964年。当初は『少年少女新世界文学全集』の北欧現代編に「ムーミン谷の冬」が収められておりましたが、1965年に初めて単行本として出版されたのが、この『たのしいムーミン一家』です。

・当時のままの函入りで、装丁もすべて再現!
・挿入イラストを一新し、美しい絵で当時をそのまま復刻しました。

・帯は、羽海野チカさんのコメント!
・復刻版オリジナルふろくとして、表紙ポストカードと別冊「ムーミン童話日本出版50年のあゆみ」つき!
・少し小ぶりな四六判にリサイズしたので、ギフトにも最適。

スナフキンが手にしていたものは、現代は「ハーモニカ」ですが、当時は「よこぶえ」と書かれていました。また、名前が今とはすこし違う登場人物もいたりします。
アニメは知っているという方も、学校の図書館をなつかしく思い出される方 も、各世代それぞれに、50年前の書籍の雰囲気をお楽しみください。

作・絵/トーベ・ヤンソン
訳/山室 静
出版社:講談社
発売日:2015/7/30
価 格:2,530円(税込)

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